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10月8日は「木の日」! 木製インテリア・おもちゃのお手入れ方法

2022.08.30
編集:E.Morimoto
E.Morimoto
マーケティング部所属
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木の日とは?

みなさんは「木の日」をご存じでしょうか?
「木の日」は"身近にある木について知り、木材を大いに使ってもらおう"という目的で
日本木材青壮年団体連合会が1997年に制定した記念日です。
「十」と「八」を組み合わせると「木」の字になることから、10月8日に制定されました。

木製インテリアの製造・販売を行うHOPPLにも関係のある「木の日」にちなんで、本記事では木製品を使うメリットとお手入れ方法をご紹介したいと思います。

木製品を使うことのメリット

・地球温暖化への貢献

カーボンニュートラル
木材は住宅や家具として利用している間、1m3当たり約0.6t-CO2の二酸化炭素を固定していると言われています。地域の木材を使うことは、その地域の森林の伐採を促し、森林の循環につながるだけでなく、他地域と比べて輸送時に発生する二酸化炭素が少ないことから、地球温暖化対策やカーボンニュートラルへの貢献に繋がります。
木は、切ってインテリアなどに加工される際、それまでに吸い込んでいた二酸化炭素は外に放出されず、その木の中に閉じ込められたままになります。
しかし、その木が燃える際には二酸化炭素が外に出てしまうため、木製品はできるだけ捨てずに長期間使用することが大切です。

・生活を快適に

木には湿度が高くなると水分を吸収し、低くなると水分を放出する働きがあります。そのため、室内の湿度を調節し一定に保ってくれるというメリットがあります。さらに断熱性にも優れ、住宅や施設での利用に適しているとともに、香りによるリラックス効果やストレスの緩和等の効果も期待できます。

木製インテリアやおもちゃのお手入れ方法

木製品は長く使用することが大切ですが、そのためには正しいお手入れ方法を知っておく必要があります。
木製のインテリアやおもちゃのお手入れをする際、注意すべきことをご紹介します。

・水

木製品を長期間使用するに当たり、特に気を付けるべきことは水の扱いです。
木製インテリアは、濡れたままのコップなどを長期間放置してしまうと、輪じみの原因となってしまいます。そのたま、濡れたことに気付いたらすぐに拭き取り乾かすようにしましょう。
 
小さなお子様のおもちゃなどは、衛生面を気にして水で丸洗いしたくなってしまいますよね。しかし、木製品を水で丸洗いすることは木を割れやすくする原因となってしまいます。
水分を含むことで木が膨らんでしまうためです。

塗装されているものだと、その塗装がふやけてしまうことも。
水を固く絞った布等で拭き、濡れた部分は完全に乾かすことで木を強く保つことができます。しつこい汚れの場合は、中性洗剤を薄めた水を固く絞った布でふき取り、しっかりと乾燥させてください。

濡れた木製品を乾かす際は、直射日光や乾燥器は絶対に使用せず、風通しの良い日陰で乾かすことが大切です。カビが生えないようにするためにも、必ず濡れた木製品はしっかりと乾かすようにしましょう。

・アルコール消毒液

アルコール消毒液
近年は感染症対策などで木製品の消毒をするケースも多いと思います。
しかし木製品にアルコールを使用すると、ひび割れを起こしてしまう可能性があります。
さらに艶の変化や塗装の劣化、剥離などを起こす原因にもなります。
ベタつきなどにも繋がってしまうため、アルコール消毒をする際も正しくお手入れを行う必要があります。

それらを防止するためには、塩素系成分を含まない消毒液を使用することや、アルコールが付着した部分をしっかりと乾かすことが重要です。乾燥しにくいタイプのものではなく、蒸発が早いタイプの消毒液を使用することをお勧めします。

・最後に

木製品は長く使えば使うほど、人にも環境にもメリットがあります。
水やアルコールの取り扱いに注意することで、木製品を良い状態で保つことができるため、正しいお手入れを心がけましょう。

また、新しいインテリアを検討されている方は是非木製品の購入を検討してみてください。
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